りんどうのマニアな図書室

田舎のおばさんが本を読んでぶつぶつ言っているブログです。書評中心ですが興味のない記事はスルーでお願いします。

「感情の健康を保つ」ことを意識しないと、人生を棒に振る可能性があります

感情の健康度が低い人たち

 
「感情の健康だなんて、考えてみたこともないわ」そんな風に考える方もいらっしゃるでしょう。
 
でも、感情の健康を保つための努力を怠った人は、刑務所にたくさんいます。
 生まれながらの悪人なんて、私はいないと思います。
 みんな成長するある時点で、感情の健康を極度に害した人だと思います。
 
刑務所まで探しに行かなくても、街の中には”人の欠点を笑う人”、”いじわるをして喜ぶ人”がいます。
 その人達も、感情の健康度が低い人です。
 
  
感情を健康に保つには、7つの要素が必要なのだそうです。
 
①目的・・・・・もしあなたに目的がないなら、生きるエネルギーが湧いてこないでしょう。
 
②愛情・・・・人間は誰かと関わっている必要があります。
 
③希望・・・・光に向かって歩く感覚が、人生には必要です。
 
④帰属・・・・人間は誰でも、ある場所や集団に属していることが必要です。
 
⑤信頼・・・・自分を信頼することです。
 
⑥創造性・・・・あなたの個性を発揮することです。創造していないとき、人は破壊しているか人まねをしているかのどちらかです。
 
⑦美・・・美というのは人間にとって本質的に必要です。
 
 
そしてこの7つの要素は、重要度が違うらしいのです。
 どれが一番重要だと思いますか?
 
 
 
 
実は重要度の低い順から並べたのです。
 感情を健康に保つために一番重要なのは、”美”なのです。
 
人間は肉体の目と心の目で、常に美しいものを見ている必要があるのです。
 芸術作品でなくてもいいのです。
 
きれいな夕日、野の花、冬の星空。
 自然を歩いていると、理屈抜きで心を揺さぶられることがあると思います。
 その時、あなたの感情は癒されているのです。

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きれいなお姉さんに見とれて、奥さんからイヤミを言われても言い返しましょう。
 「俺は感情の健康マッサージをしているんだ!」と。
 鼻の下がびよ~んと伸びていても気にせずに。
 それであなたは、いじわるな人にならずに済みます。
 
美しいものを見ることを、昔の人は「目の保養」と言いましたが、正しくは「心の保養」なのです。
 
もっと詳しく知りたい人は、「リズ・ブルボー著 からだの声を聞きなさい」をどうぞ。

 

【増補改訂版】〈からだ〉の声を聞きなさい―あなたの中のスピリチュアルな友人

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※前のブログのお引越し記事でした。