りんどうのマニアな図書室

田舎のおばさんが本を読んでぶつぶつ言っているブログです。書評中心ですが興味のない記事はスルーでお願いします。

ささやかだけど、機嫌よく生きるヒント

人はほっておくと悲しくなる生き物

 この記事を読んでいるあなたは、今どんな気持ちなのかな?
不機嫌でイライラしてる?
ならば、ちょうどタイムリーな記事かもしれません。
 
人間の脳って、苦痛や不快を感じる回路の方が、快楽を感じる回路より多いそうなんです。
 これは生物の進化の過程で、危険なものから逃げるために発達したらしいです。
 だから、人はほっておくと自然と嫌な気分になる生き物なんだとか。
  
フランスのえらい哲学者もこう語っています。
 
「気分に任せて生きている人は皆悲しみにとらわれる。否、それだけではすまない。やがていらだち怒り出す」

 

幸福論 (岩波文庫)

幸福論 (岩波文庫)

 

  

機嫌よく日々を送るには、自分の気分に「たづな」をつけたらをつけたらどうかしら?
 ほら、馬に着ける「たづな」のように。
 そうしたら、暴走もしないし、思いもかけぬ方向にも走り出さないじゃない?
 

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「たづな」は人によって違う形をしていると思うから、自分で見つけるしかないけれど
 
 私は、自分の不機嫌にちょっと無関心になるようにしています。
 不機嫌って、注意を向ければ向けるほど大きくなっていくような気がするの。
 
 
暗い事件や刺激的な音を放って人の気持ちを揺さぶるテレビを消して、外を歩いてみたらどうかな?
もちろん、スマホも置いていく。
 
 今は人の気を引くために、やたらと刺激的なものが多すぎます。
 刺激のシャワーを浴び過ぎて、疲れて不機嫌になっているのかもしれないね。
 
さあ、歩きやすい靴をはいて、外の風に吹かれてみよう。
自分の気持ちだけを凝視せずに、大好きな街を歩いてみれば、きっと気分も変わると思うよ。
 
 
 
 
 
※これも前のブログからのお引越し記事