セクハラし放題、だけど許されていた男について語る
これは実話。ネタではありません
私が20代の頃、勤めていた会社の上司が凄いセクハラおやじだった。
とにかくさわる、さわる、さわる。
で、皆に嫌われているかというと、そうでもなかった。
なぜかと言うと、老若男女面識のある人物には皆さわる。
女性にはペタペタ、男性にはコロコロ。
本当に前触れもなく手が出てくるので、避けようがない!
きっと無心でさわっていたのだろう。
実に、すべての社内の人間を、平等にさわっていた。
みんな半ばあきれつつ容認していた、まさにセクハラの仙人クラスのおやじだった。
こう書くと、「平等にさわればいいのか♪」とソッコーで実行される方もいるだろうから一言注意。
仙人おやじだって、最初は好みの女性だけさわっていたと思う。
普通の一般的な若い女性へのセクハラ
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対象外の他の女性から猛反発
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すべての女性をさわる方向へ路線変更
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自分だってさわりたい男性陣からの猛反発
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全人類をさわる現在のスタイルへ
おそらくここに至るまで長い年月を費やしたハズ。
仙人への道は遠く、険しいので一般人にはおすすめしない・・・
大事だからもう一度言うね。
マネして大怪我しても、当方は一切関知しませんからね!
※これも前ブログからのお引越し記事です。
これは昭和のころ、セクハラなんて言葉が一般的でなかった、実に牧歌的な時代の実話です。
今は何がセクハラに当たるかわからないらしくって、うちのダンナなんか戦々恐々。
仕方なく美容や健康方面の話題をチョイスしていたら、「最近生理が重いんですけどどうしたらいいんですか?」と質問されたそうな(笑)
男の「オバサン」と思われるのも、せつない話よね~。