読んでもらえるブログとは?【書評】文章力の基本
読んでもらえるブログとは、さくさく読める文章で成り立っている
面白そうな記事タイトルに惹かれてクリックしたのはいいけれど
読むのを途中でやめてしまうブログってありませんか?
私が途中で読むのをあきらめてしまう記事には、ある特徴があります。
①行間が詰まっている
②一文が長い
③専門用語が多い(私が無知なだけなんですが)
行間が詰まっていると、圧迫感があって読むのに負担を感じます。
でも、ア〇ブロみたいにスカスカだとムカっとくるので、そこはほどの良さが必要ですね。
②の「一文が長い」と読みにくいと思う理由は、日本語の構造を考えれば納得しますよ。
英語は述語(結論)が早い段階で登場します。
日本語はそれが文末にきます。
日本語の場合、長い文章だと、述語が出てくる前の文章を全部記憶しないと意味が分からなくなります。
だから、日本語の長い文章は、頭が疲れるのです。
※上記文章は「文章力の基本」から引用させていただきました。
- 作者: 阿部紘久
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
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もっと勇気を持てば、面白いブログになる
日本語の文法上の特徴を考えると、「はっきり・短く・言い切る」のがわかりやすい文章になります。
しかし、ここで問題が発生します。
言い切ること、それは断定する文章になりがちです。
私を含め多くの日本人には、断定することをはばかる心理がありませんか?
はっきり言い切ってしまうと、その言葉に責任を持たなければならないと思うからでしょう。
そして、意見を言うなら正解を言わないといけないという思い込みもあるでしょう。
でも、読んでいて面白いブログとは、「正しい意見のブログ」ではなくて「個性が反映されたブログ」ですよね。
だから、言い切ることは怖いけど逃げ腰はやめてみようと思っています。
自分はどんな意見を持っているのか、どうありたいのか、どんな役割を果たしていきたいのか、ブログを通して考え続けたい、発信していきたいと願っています。
それに何にも伝わらない文章は、ネットのノイズとなるだけですものね。