高収入の男性と結婚したい!と願うなら戦略を変えるべし。美貌は役に立たない武器である
お金持ちと結婚する女性にはある傾向がある
以前、Yahooトピックスで「日本のお金持ち妻研究」という記事を読みました。
大量のアンケートと統計分析で、真面目に研究された本が、元ネタらしいです。
その記事を要約すると
①容姿で見初められて結婚した玉の輿婚は、ごく少数。②結婚前は、奥さんは仕事熱心だった。
お金持ち妻の多くは
- 質実剛健な金銭感覚を持った家庭に育ち
- 高い知性を持った女性が、キャリアウーマンになって
高収入の男性と結婚するパターンが多いらしいです。
この研究結果に、私も思い当たるフシが・・・
私の知人の資産家の二男が先日結婚されました。
昔ながらの名家という訳ではないので、家風も自由でおおらかな一家です。
皆がうらやんで「うちの娘どうよ?」と声がかかる家に嫁がれたお嫁さんの人となりは・・・・、ごく普通の容姿の娘さん。
見た目はどちらかというと地味め。
ですが、彼女は嫁ぎ先のご両親にとっても可愛がられていました。
その理由は、彼女がとても働き者で頭がいいからです。
富裕層に好まれる女性と好まれない女性の違いは?
ここの家には息子が3人いて、二男と三男が相次いで結婚されたのですが
次男の結婚相手は、スポーツで鍛えた体と頭の回転が早い性格が際立っていました。
嫁ぎ先で可愛がられていたのは彼女のほう。
こっそり、お姑さんがおこづかいをくれるくらいにです。
ところが、三男のお相手は、体力がなさそう・閉鎖的な性格・身なりが華美(持ち物がブランド物ばかり)ということで
お姑さんは、全然気に入らないご様子でした。
実際、三男が反対を押し切って結婚されたようです。
三男の結婚相手は、いまどきの美人って感じです。
この二人のお嫁さんの明暗を分けたのは
- 二男のお嫁さんは、自分たちが築いた資産を、さらに増加させてくれる可能性がある女性
- 三男のお嫁さんは、自分たちが築いた資産を、食いつぶす可能性がある女性
このような印象を与えたからでしょう。
エグいと思われるかもしれませんが、お金持ちはどんなにフランクに見えても、自分の身内になる人物は厳しく選り分けています。
美貌を武器にするには、日本人の寿命は延びすぎた
ここまで読まれたら、結婚するときに美貌が重視されていないことに気付かれたでしょう。
なぜ美貌は交際のときに有利に働いていても、結婚のときに重視されないのか・・・
それは「美貌は必ず劣化する」からです。
知性・健康・優しさなどに比べたら、35歳すぎにはほとんど役立たずになる資源です。
どんなに美貌でも、30歳過ぎたら「あれ?この人、こんな顔だったっけ?」と思う時がきます。
華が無くなって、今まで気にならなかった顔の欠点が目につくようになるのですね。
JPモルガンCEOも、美貌の女性から「資産家と結婚する方法」について尋ねられてこう回答しています。
あなたは「美しさ」と「お金」を交換しようとしています。
すると、そこにはひとつ重大な問題が発生します。
私の収入は年々増えていきますが、あなたの言う「美しさ」は年々目減りしていくということです。
結婚とは「あなたを長期的に保有すること」なのです。
少し言い方が悪くなってしまうけど、あなたを資産として考えた時、「短期保有」のほうが賢い選択です。
もっと言えば、レンタルで十分。保有する価値がありません
実にシビア。気持ちいいくらいにね。
高収入の男性と結婚したい!と願うのなら、美貌だけを武器にしてはいけません。
- たくさんの良書を手にとってみる
- お肌みがきもいいけれど、体を鍛える習慣を持つ。
- 目の前のことに真剣に取り組む。まずは自分の仕事から始めてみてください。
年収はともかく、きっと素敵な出会いがあると思います。
こんなステキな若い女性を、誰も誘わないなんてありえませんもの。
- 作者: トマス・J.スタンリー,ウィリアム・D.ダンコ,Thomas J. Stanley,William D. Danko,斎藤聖美
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1997/09
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外国のお金持ち研究本ですが、この本も面白かったです。