りんどうのマニアな図書室

田舎のおばさんが本を読んでぶつぶつ言っているブログです。書評中心ですが興味のない記事はスルーでお願いします。

胆石治療についてわかったことをまとめてみました。

今年胆石発作を起こして、胆のう除去手術をしたダンナの経過について書き残しておきます。

 紀元前1500~1600年頃の胆石持ちのミイラが見つかっているように、胆石とは結構ポピュラーな病気です。

女性に多いと言われていますが、私の周りで胆のう除去手術をしたのは中高年男性ばかりですね。

胆石を保持している人の大半は、症状の無い無症状胆石で、人間ドックで発見されることも多く、胆石症の症状を起こす人は1~3%と言われています。

残念ながら、ダンナはこの1~3%に該当してしまいました。

  

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胆石も人によって色も形も全然違うそうです

 

2014年にお別れしたのは「胆のう」でした(胆のう摘出したダンナの話だけどね) - りんどうのマニアな図書室

 

胆のうが無くなったら不便?

手術後10日以上経ちましたが、今のところは不便はなさそうです。

天ぷら、フライものは避けて、魚料理中心で献立を組み立てています。

胆のうが無くなると油を消化しにくくなって下痢をしやすくなるそうですが、今のところは快便のようです。

 

手術後の食事は?

病院では翌日から普通食が出ていました。魚のフライやすき焼きなどの普通の献立でした。

我が家に戻ってからは、和食中心にスパゲッティ、焼きそばなどで変化を出しています。

手術前のほうが用心して超低脂肪食にしていましたが、どうしてもあっさりしすぎた食事になり、口さみしさから甘いものを多く取っていました。

どうやら適度にアブラっ気を入れた食事のほうが、糖尿病の心配をしなくて済むようです。

 今は過度に飴やクッキーを食べることはなくなりました。

 

手術日数と費用

手術前日に入院して退院するまで5泊6日間でした。

入院費用は約16万円

入院する直前に2日間に分けて諸検査があり、約1万5千円程度かかりました。

 

手術後の痛みは?

 手術後48時間、点滴に痛み止めの薬も入っていたので、傷の痛みを訴えることはありませんでした。

ただ、手術の時にお腹の中に空気を入れて、少しお腹を膨らませた状態で手術をする必要がありました。

術後このお腹の中に入れた空気が残っていたようで、とてもお腹が張る感覚に悩まされていました。

手術の翌日は浅くしか息ができないと訴え、さらにその翌日は身動きすると空気だまりが動く感覚があり、ヘンにお腹を刺激して苦しそうでした。

術後1週間は違和感があったようですが、日にちが経つほどに回復していきました。

 

職場復帰はいつからOK?

 他に胆のう除去手術されたかたのブログを見ると、翌日から出勤される人もいらっしゃいました。

けれど、有給がとれるのなら最低でも退院後2日はお休みされたほうが無難だと思います。

やはり内臓と摘出するのですからね。

 

最後に

胆石があると胆のうの内側の組織が刺激を受け続け、ガンになりやすいと医師から説明を受けました。

 今のところ明確な因果関係は立証されていませんが、胆のうガンでは高率に胆石が認められるそうです。

内臓摘出手術というと怖気づく気持ちになりますが、ほとんどの人が術後の経過が良いようです。

私の知人も手術成功後、重量物を運搬する仕事に復帰されました。

 

ここまで読まれている方の中には、胆石手術を控えている方がいらっしゃるかもしれません。

私が知る限り、みんな無事に以前の生活に戻られています。

我が家も今では以前の生活を取り戻しています。