りんどうのマニアな図書室

田舎のおばさんが本を読んでぶつぶつ言っているブログです。書評中心ですが興味のない記事はスルーでお願いします。

面接官は志望者のどこを見ているか

最近、面接をする側の人の話を立て続けに聞きました。

彼らの話で一番興味深かったのが、「面接官はどこを見るか」でした。
割と多いのは、履歴書はさらっとしか見ないという意見。
もちろん書類選考もあるから、履歴書も大事だけど。
 

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年齢は意外とネックにならない

「若い人の方が有利でしょ?」と聞いたら
「いやいや、ウチは昔は若い子とっていたけど、年齢が高い人は経験豊富で柔軟に対応してくれて、こっちも安心して任せられるから年齢はネックにならないよ」 
 
「そうそう。今回の面接でも、採用が決まった人と52歳の女性とで迷ったわ~」
「数年前の面接では、50歳過ぎで入社した△△さんは、ずば抜けてオーラがあったしね」
「年齢が高くても、勢いを感じさせる人がいいよね」
  
という意見が出てました。
面接会場で若い子がいっぱいだと、我々中高年はあきらめ顔になってしまうけど、それが勢いのなさと受け取られるのじゃないかな。
 

履歴書で見ているのは、丁寧さ誠実さか?

司会者の採用面接をしている方は

「私は履歴書を丁寧に書いているか、そこしか見てません。志望動機なんかノーチェック」

と言い切っていました。

ま、実力の世界だからそんなものでしょうか。

結構しっかり履歴書書き込んでいるのに、ちとショックだわ。

 

でも履歴書には、その人の人間性が反映されている

私が話を聞いた中では、履歴書はじっくり見ない派が多かったのですが、こんな意見もありました。

  

事務系のある業種の話ですが

誤字・脱字だらけの履歴書に不安を覚えながら、条件に合うのはその志望者しかいないので採用したそうですが・・・

採用者は、やはり間違いの多い仕事ぶりだったそうです。

おまけに説明を聞かない、やってほしい仕事の話はそっちのけで、パソコンのスキルを自慢していました。

自分の優秀さをことあるごとにアピールしていたのに、仕事が難しすぎるという理由で1週間でやめてしまいました。(最悪)

 

「本当はもう1人の志望者の方を雇いたかったの。でもね、どうしても1点だけ条件が合わなかったのよ。優秀そうな人だったから惜しかった」

そうです。

 

面接に落ちたら、なかなか次にいけない人もいますけど

あなたの能力が否定されて落ちる訳ではありません。

タイミングと雇用条件が合わないだけ、という例も結構ありそうです。

 気にせずにガンガン行こうね!

(*^_^*)