りんどうのマニアな図書室

田舎のおばさんが本を読んでぶつぶつ言っているブログです。書評中心ですが興味のない記事はスルーでお願いします。

失敗の仕方でわかる、その人の個性

お稽古事って、子供とカルチャースクールが好きなオバハンのやる事でしょ!
と、思ったそこのアナタ(後ろ見たってダメ。アナタですよ!)
 
私が強くお勧めしたいのは、決まり事の多いお稽古事。
 
日本の古典的なヤツなら、茶道、日舞なんかいいですよ~。

 

表千家茶道十二か月

表千家茶道十二か月

 

 

足の運び、手の運びがきっちり決まっているから、初心者は面白いように間違えるんです。
 
間違えたら、最初からやり直しさせられて、集中力がいやでも高まってきます。
 
20代の頃、私は茶道をしていましたが、何年していても集中力が途切れたら即間違えていました。
  
間違い、つまり失敗の仕方にも、その人ならではの個性が出るんですよ。
 
私の場合、自分に自信がなかったから「間違えていない?大丈夫?」という雑念が湧いてアウト!
その雑念で、次の手順がわからなくなっちゃう。
「あ~、すごく良かったのに。なんで?」と先生からよく言われてました。 
 
他にもお稽古に来ていた人も、私から見るとなんでもない所で動きが止まってしまっていました。
 
10人いたら10人の性格の弱点からくる雑念で、動きが止まってしまうのでしょうね。
  
オバサンになってずうずうしくなった私は、「大丈夫かな?」という気弱な雑念はもう湧かないかな。
 
今茶道をしたら、どんな雑念で動きが止まるのか・・・・・
ちょっと試してみたい気も
 
その前に、物覚えが悪すぎて、先生から放り出される危険もあるわね。