りんどうのマニアな図書室

田舎のおばさんが本を読んでぶつぶつ言っているブログです。書評中心ですが興味のない記事はスルーでお願いします。

あなたの装いが残念な理由がコレでわかる【書評】おしゃれ方程式

あなたの装いが残念な理由がコレでわかる、と上から目線のタイトルを付けましたが

一番残念なのは、私の装いであることは言うまでもありません。(涙)

 

センスは「ある」ものではなく「磨く」もの おしゃれ方程式

センスは「ある」ものではなく「磨く」もの おしゃれ方程式

 

 

おしゃれ上手になるための解決策はいたって簡単です。

「なぜ似合わない?」を深く掘り下げること。

 

う~む。見たくない現実を見ろってことね。

古代ローマの政治家カエサルが、優れた政治家であった一番の理由は

「見たくない現実を直視できたこと」だったらしいけど、同じ痛みを味わなければ

オシャレ上級者にはなれないってことか。

似合わない服を着た自分を凝視したら、ガマみたいなあぶら汗が出るんだけど耐えないといけないんだね。

40過ぎたらたいがいの服が似合わないけど、その苦行に耐えたものだけがオシャレ上級者の称号を得るんだ。

そうか。そうか。

 

「そんなマゾみたいなことできるかッ!」と思われた方、この本にはオシャレ上級者へのヒントが満載です。

ほんの一部をピックアップして挙げてみました。

 

  • ヘアースタイルによって似合う服はかなり制限されます。
  • ジーンズは永遠の定番のような顔をして、実は短期勝負のトレンドアイテムです。
  • トップスにお金をかける人が多いですが、全体のバランスを決めるのはボトムスです。
  • 靴とバックをいいかげんに合わせない。

 

一番最後に挙げた「靴とバックをいいかげんに合わせない」については、私も深く同感します。

ポリエステル100%のいかにも安そうなワンピースに、重厚なブランドバックの組み合わせこそ、貧乏臭MAXの装いだと常日頃から感じておりました。

その服だとカゴバックのほうがいいだろうし、重厚なブランドバックにはある程度きちんと感がある装いが釣り合いが取れるはず。

 

そして、おしゃれのキモはなんといっても靴ですね。

私も装いをほめられるときは、必ず上質なオシャレ靴を履いているときです。

 しかし、オシャレな靴と歩きやすい靴が両立することが少ないんですよね。(泣)

本当にオシャレ上級者の道は険しく遠いものです。

この本は、険しい道のりの道しるべになってくれること、まちがいなしです。

(*^_^*)