自分の書いたものを読んでもらう方法【本】伝わる・揺さぶる!文章を書く
内容がいいだけでは読んでもらえない
前回の記事に引き続いて、「伝わる・揺さぶる!文章を書く」の本を取り上げたいと思います。
私もアクセス数にはこだわりませんが、どうせ書くブログなら、いろんな人に読んでもらいたいですよね。
ある方のブログで「気合入れた記事だから読んでもらえるとは限らない」とつぶやいていらっしゃったけど、本当にその通り。
私も別のブログサービスで数年書いていましたが、トピックスで取り上げられて、アクセスがぐ~んと伸びたことがありました。
1日で1万アクセスとかありましたけど、地域の飲食店のどうでもいい内容の記事の時で、アクセスが伸びたからって嬉しくはありませんでした。
やっぱり、心をこめた記事で、反響がほしいですよね。
現在の情報の海の中で暮らす人は忙しく、刺激に慣れすぎています。
出だしを読んでつまらないメールは、ゴミ箱へ捨てられることもあります。
いまや、長い文章は読んでもらうことさえ難しい。
きらりと光る文章も、あっという間に情報のゴミの中へ
この本の著者は、高校生向けの小論文通信教育に携わった人物です。
なかなか活字を読まない若い世代に、どうやって文章を読ませるか苦労したといいます。
内容をよくすれば読んでもらえるだろうとは、誰しも考えること。
社内でも盛り上げるほど、できのいい原稿のときでも、読んだ人の数は増えなかったとか。
そういうことを何度か経験するうちにわかったことは
内容がいいのは当たり前、しかしそれだけでは読んでもらえない現実だったと著者は語ります。
人はどんなときにアクションを起こすか
人の行動には、たいてい「動機」があります。
映画に行くにも、モノを買うのにも。
逆に言えば、どんなにいいものでも、向かう動機がなければ、人はアクションを起こさない。
読み手は、文章を全部読んで、いいか悪いかを決めるのではなく
ぱっと見て、読むか読まないかを決める。
だから、文章の最初の部分で、相手の「読みたい」という動機を引き出す必要があります。
文章を書くときに、「読み手からみたら、この文章を読む動機はなんだろう?」
このことを意識しながら書くだけで、読んでもらえる文章に近づくと思います。
他にもテクニック満載の本なので、ブログを書かれる方は、参考になること間違いなしの本です。
ぜひ、オススメします (*^_^*)